そけいヘルニアとは

そけいヘルニアとは、「脱腸」とも呼ばれています。
太ももの付け根の上あたりにある「そけい部」が膨らむ病気です。
その膨らみは、小腸や大腸の一部が、はみ出してしまったものです。

気づかないこともありますが、体の左右のそけい部の差があり、膨らみを触ると内側に塊みたいなものを感じます。
その塊みたいなものを押すと引っ込み、膨らみもなくなります。
このような症状を「そけいヘルニア」といいます。
最初は、ピンポン玉くらいの塊です。
いつからできていたのか本人もわからないことが多く、入浴中など左右の違いに気づいたり、せきや排便の時にかかる腹圧で分かることがあります。
痛みなどがないからとそのまま放置していると、徐々に腸が多くはみ出してしまい、膨らみも大きくなります。
そして、軽い痛みや違和感がでてきます。

はみ出した腸などが、出口の部分で締め付けられてしまい、元の状態に戻れなくなることがあります。
これを「嵌頓ヘルニア」といいます。
この嵌頓ヘルニアは、強い痛みを伴い、腸への血流も悪くなり、組織が壊死してしまうこと可能性もあります。
そうなると、命にもかかわることなので、緊急手術が行われます。

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